アパレル販売職からキャリアチェンジ【総合職(オフィス職)に転職したい方へ】

ライフ

とみーです。

アパレル販売職ってキラキラした華やかなイメージがありませんか?
私もそう思っていました。

実際は、体力勝負だったり、クレーム対応だったり、ずっと商品整理をしていたりと意外と地味な作業が多かったりします。

そんな販売職で7年ほど勤めていました。

転職を考えた当時、実際に私が思っていた事で、同じことを考えている方がいるかもしれないと思い書いてみることにしました。

「数字に追われる仕事から抜け出したい。
土日休み憧れるな。オフィス職へ転職したいな。未経験でも大丈夫かな。
退職意思はいつ伝えればいいんだろう。」

後押しになれば幸いです。

サポート職の評価は数字に直結しないが、人事は数字に追われる事も。

販売職に就いていると、お客様のお洋服選びのサポートや、店長や上司へのサポート業務、お店の運営がスムーズにいくようにサポートをする事も多いです。

その為、助けてあげたい、力になりたいと思い、それがやりがいに感じる方も多くなると思います。
それだけの理由ではないと思いますが、次のキャリアアップとして事務職や営業事務などに憧れる人は多いはず。

あとは、人のマネジメントに興味を持ったり、人間力が上がる華やかな仕事というイメージで人事職を選らぶ方多いのではないでしょうか。

私はその一人でした。

確かに、営業事務に転職した際は、数字に追われる事はありませんでした。
営業に資料作成を頼まれたら、より見やすくわかりやすいように作成をしたり、準備をしてあげたりと何かと忙しい営業に代わり、気を回しあげる事が大切になります。
各営業によってやり方が違うので、慣れるまではしっかりとコミュニケーションをとることをおすすめします。

人事職は、採用・教育・労務関連があります。

数字について言われることといえば、採用費・採用人数です。
まず、採用には年間企画があり、予算が決められています。
人材紹介を利用すると、一人当たり約100万円ほどと考えていいでしょう。
媒体では、その広告費でどれだけの人が取れるかによって、一人当たりの採用費を下げることになるので、応募数や承諾数などの報告が必要となります。

どうすれば応募数や承諾数を上げることができるか、など戦略を立てる事が必要になります。
私は、IT企業の採用に就いていた時、この数字部分に苦しめられました。
毎週ある、数字ミーティング。
先週の結果から何をして、どんな結果になったか。
結果を出せていれば、褒められるがまた来週も結果を残さないといけないプレッシャー。
私が採用した人が会社の利益となるアウトソーシングだったので、入社数を多く獲得できれば会社を大きくできます。
なので、営業のような部署でした。

教育では、研修で外部講師をお願いする際の研修費。
労務関係であれば、作業効率を上げるためにシステムの導入をすればその費用。
その後、社員の能力向上や満足度、生産性を高められたかなど、会社のお金を使う部署でもあるので、改善を求められます。

人によって感じ方は様々ですが、私はルーティン作業が多いように感じました。

販売職は、お客様に合わせての提案だったので、パタパタと動きまわります。
人事職は基本的に、来社する候補者の対応、媒体企業や研修講師との打ち合わせなど、動く作業は少なく、ほとんど応募者対応でパソコンの前です。
それが良いという方もいるかもしれません。

また、本当にその会社が好きじゃないと難しいと思います。
一緒に働きましょう!と話しているのに、その会社が嫌いであれば自分が苦しくなります。
販売職であれば目の前にいるお客様の為に頑張ろうと思えますが、人事職は、会社のため、スタッフの為に頑張るので、どこにやる気を見つけるかはその人次第です。

合わせて、やりがいを感じる仕事を見つけたい方にぜひ、読んでほしいです。

未経験でも大丈夫!(求人数は多くないが、あります!)

結論からいうと、未経験でも求人はあります!

ただ、時間がかかることは覚悟していた方が良いと思います。

転職は、有休消化しているときに始めようと思っていたので最終出勤が終わってから活動しました。
倍率が高い事はなんとなく知っていましたが、「未経験可」の求人にも経験者が応募すれば、即戦力になる経験者を取るのは当たり前です。
経験がない人は数打たなければ当たらないのです。
そのため、時間がかかります。

あとは、求人が出るタイミングです。
私が動き始めたのは、5月でした。
求人が多い時期は、2月、9月です。
今だからこそ知っていますが、当時は何も調べる事なく、退職日を決めてしまったので知識不足でした。
新年度を機に転職する人、ボーナスをもらって退職する人のタイミングがだいたい上記の為です。

私が動いたのは、新年後が始まってすぐなので、他企業は新卒などが入り充足している状況となります。
求人数も多くなかったのですが、次がなかなか決まらない状態が続くと、退職した時の次へのドキドキやワクワク、期待感はもうなくなっていました。
「私って社会から必要とされてないの?」ってマイナス思考になってくるんです。
その焦りもあったんでしょうね。
次の不動さん会社に就職する際に、面接でいくらお給料欲しいか聞かれ、それを出すっていったら入社するか?と聞かれ二つ返事ですよね。
生活もあるので、とりあえず働きたかったんです。
今思うとその焦りで、判断を誤ってしまったんだろうと思います。

私は、初めての転職で失敗しました。
初めての転職って、情報がないし、企業の事も知らない状態です。
まさか自分が、ブラック企業に入社するなんて思ってないですし、大手の媒体に載っていた求人だったので大丈夫だろうと思ったのです。

なので、初めての転職活動を始めるタイミングは、就業中をおすすめします。

販売職であれば、平日が基本お休みなのでオフィス職の面接などは組みやすいと思います。
退職後のキャリアチェンジで未経験の転職は、思った以上に精神に負担がかかります。

神経を消耗します。

転職を決めたら、お休みは転職活動に注力してみてください。

退職意思を伝えるタイミングは、セールが終わった後がおすすめ

上記でお伝えしたように、自分の転職期間からも逆算しないといけません。

最終出勤後、有休消化して退職になるかと思うので、自分の有休日数を把握することも大切です。
夏冬のセール以外にも、集客イベントは春夏秋冬4回あり2か月ごとにイベントがあるような感じですね。
イベント期間も考えておくといいでしょう。             

自分のポジションがどこかにもよりますが、今回は店長の場合でお話します。
サブが自分の休みの日、ちゃんとお店を回せているか、ある程度仕事の流れを把握していれば、次を任せても問題ないと思います。
あとは、店長の仕事もなんとなく把握している、担当営業ともコミュニケーションを取れているですね。
その際は、退職意思をお話する方にサブの昇格推薦を一緒に伝えるといいです。
サブの店長昇格ではなく、他店舗から店長を異動させる場合もありますが、昇格してもらった方が引き継ぎが楽です。(サブの意思にもよりますが・・・)

退職意思を伝えるタイミングは、セールが終わった後にお話しをするのがいいでしょう。

【例】
・1月のセールが終わって、3月末で最終出勤にして、4月で有休消化後退職に設定する。
・7月セールが終わって、9月末を最終出勤にして、10月有休消化後退職に設定する。

求人が多く出るタイミングの2月、9月は就業しながら、転職活動ができ、
プラス1か月は余裕を持つことが出来るかと思います。
そして、使えるタイミングが合えば、シーズンのお休み消化を2月と9月ですると面接も組みやすくなると思います。

短期集中したい方は、逆に、1か月早めて、有休消化を2月と9月に設定するのもいいかと思います。

退職意思を伝える際は、いつまでの勤務か、退職日をいつと考えていると決めてからお話しましょう。 それが決まっていないと向こうから、退職日を伸ばして設定してくる場合がありますので、注意してください。

まとめ 【転職1年目は吸収、出会いは大切に!】

販売職からオフィス職へ転職すると、右も左もわからないと思うので、転職後1年目は何でも吸収する事が大切になるかと思います。

また上記で紹介はしませんでしたが、転職ではなく、アパレルの社内スタッフとして異動する方もいらっしゃいます。
ただ!これは運良く空きが出ればの話です。
社内スタッフへのチャレンジは、席が少なく空かない事、教える人が少ないので即戦力を欲しがるため難しいと思います。
会社やブランドが好きで離れたくないけど、販売職は離れたいという方は一度社内スタッフの営業か人事へ相談してみるといいでしょう。

そして、退職に関してですが、早く販売職を辞めたいという気持ちが先行して行動する方も多いです。
家族よりも長い時間を過ごしてきて、一緒にお店を盛り上げてくれたスタッフ達の事も思って行動できるといいですね。

意外と、退職後のお付き合いにも繋がる方もいますし、私は退職後、未だに同じ趣味の方と連絡を取って遊んだりしています。

出会いは大切にしていきたいですね。

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