サングラスの選び方【サングラスの機能・レンズの種類・寿命】

ライフ

とみーです。

いよいよ紫外線が強くなってきましたね!
沖縄では、3月から紫外線が強まり、8月に最高値に達します。
なんと、年間で比べると北海道の2倍も紫外線量が多いんだとか!

ところで皆さん、紫外線対策は何をされていますか?
日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたりする方は多いと思います。
では、目はどうでしょう?サングラスで守っていますか?

よく、「サングラスをするのが恥ずかしい!」と聞きますが、沖縄では若い子もおばーもおじーも普通にサングラスをかけてます。
個人的に沖縄では、日傘に並び必須アイテムだと思っています!

今回は、おしゃれアイテムでもあるサングラスの役割や機能についてご紹介いたします。
既にサングラスを持っている方も、これから買われる方へも参考になれば幸いです。

サングラスかけるの恥ずかしい・・・でも目への影響が気になる。
どんな機能を選べばいいかわからない。
サングラスの寿命ってあるの?

サングラスをしないと、目には悪影響?!

夏が近づくと、肌へのダメージを気にする方は増えますが、目へのダメージを気にする方は少ないと思います。
ですが、お肌以上に目は弱く、紫外線を浴びすぎると炎症を起こし、酷くなると白内障になる危険もあります。
そして、目から入る紫外線に脳が反応して、メラニン生成を促しシミを作ってしまう原因になるのです。
お肌の対策だけ頑張っても、その頑張りが無駄になってしまうかもしれません!
そうならない為にも、サングラスでしっかりダメージカバーをするのがおすすめです。

太陽の光は、紫外線の他に、目に見える眩しいと思う光を可視光線と言います。
サングラスは可視光線も遮ってくれるので、眩しさを軽減させ視界を広げてくれます。

■紫外線
波長の長さによって、UV-A、UV-B、UV-Cがあります。

UV-C
オゾン層で吸収され、地表まで届かない。
波長は100~280nm。
UV-B
一部オゾン層で吸収され、残りは地表まで届く。
波長は280~315nm。
UV-A
オゾン層で吸収されず、物質を透過しやすく地表まで届く。
波長は315~400nm。
※サングラスを選ぶ際は、地表まで届くUV-Aの波長もしっかりとガードしてくれる、「UV400」以上の表示があるサングラスを選ぶと良いでしょう。

人間の目は、角膜によって紫外線をある程度守ってくれる構造になっているようです。
しかし長時間、紫外線ダメージを与え続けると、角膜が炎症を起こし目が充血したり乾燥してしまいます。
そのため、長時間の外出、外での運動にはサングラスをかけ目を保護するようにしましょう。

ちなみに!
紫外線は散乱しやすく、アスファルトの跳ね返り、窓ガラスを通って部屋へも入ってきます。
そして、曇りの日だと太陽の光(可視光線)が弱いので紫外線も弱いように感じてしまいがちですが
紫外線は雲も通過して降っているので、油断しないようにしましょう。

■可視光線
目に見える光で、大きく分けて虹色と同じ7色で構成されています。
主に、目への影響は少ないと言われていましたが、近年では青、藍、紫色のブルーライトが、弱い波長でも長く浴びすぎると目に負担をかけると言われています。
ちなみに、地表に届いている太陽光線の割合は紫外線が10%、可視光線が40%、残りの50%は赤外線と言われています。
紫外線と違い、可視光線のカットにはレンズの色が重要です。

紫外線透過率・可視光線透過率・レンズの種類とは?

■紫外線透過率
どれくらい、レンズが紫外線を通すかを表した数字です。
例えば、紫外線透過率が0.1%の場合、99.9%カットしてくれるという意味です。
0に近いほど、紫外線を通しにくいということです。
紫外線カット効果のあるレンズなら、色は透明でも問題ありません。

■可視光線透過率
どれくらい、レンズが光を通すのかを表した数字です。
0~100で表示され、0に近いほど光を通しにくいレンズ=色の濃いレンズと言うことになります。
昼間の活動には色の濃いレンズ、夕方から夜の活動には色の薄いレンズなど生活環境によって、使い分けるのがおすすめです。
可視光線率が10~20%だと、日差しの強い日の屋外スポーツなどに向いています。
30~50%は、日常生活で使用される事が多いです。
可視光線透過率は、レンズの色が濃いほど透過しにくくなるので、レンズの色が重要です。

■調光レンズ
紫外線の量によって、レンズの濃淡が変わるレンズです。
紫外線が多いと濃くなり、少ないと薄くなるので、室内ではレンズが透明になり、外に出るとレンズは濃い色になります。
サングラスをかけたり、はずしたりするのが面倒な方や、サングラスをはずして荷物になるのが嫌な方などにおすすめです。
ただ、運転時に使用する際は、フロントガラスが紫外線カットのガラスだと、レンズは透明になり眩しさを感じるため注意が必要です。

■偏光レンズ
照り返しによるギラつきを抑え、コントラストがはっきりするため視界をクリアーにしてくれます。
ギラつきを抑えるという事は、可視光線率を低くするため、レンズの色を濃くしなければいけなくなりますが、偏光レンズはレンズの色を濃くすることなく、ギラつきを抑えてくれるのです。
ドライブやアウトドア、屋外でのスポーツをされる際は、偏光レンズのサングラスを選ばれると良いでしょう。

■ミラーレンズ
ファッション性が高いレンズで、鏡のように反射するレンズため、相手から自分の目が見えにくいのが特徴です。
レンズにコーティングをするので、元のレンズが濃い色だとより鏡効果が強くなり、自分の目が完全に相手から見えなくなります。
しかい、コーティングのため傷がついてしまうと修復が難しいので、レンズを買い換える必要があります。
遮光性が高く、自分の目線を隠すことが出来るので屋外スポーツで使用する方が多いです。

サングラスの寿命

サングラスの寿命ってどれくらいかご存じですか?
使用状況にもよりますが、紫外線を防止してくれるという意味では平均で5年ほどです。
買った後は、永久的に使える物だと思っていたので、調べて驚きでした。
今使用しているサングラスのUVカット効果がどれくらい残っているかは、眼鏡屋さんで調べる事ができるそうなので、調べてから今年の夏使うか判断すると良いかもです。

ちなみに、UVカットレンズには、加工されたものとUVカット素材の2つがあります。

■UVカット加工
紫外線吸収剤をレンズ表面にコーティング加工したもの。

■UVカット素材
紫外線吸収剤をレンズに含ませて素材にしたもの。

UVカット加工も、素材も寿命は同じと言われていますが、UVカット加工の紫外線吸収剤が、剝がれやすく、劣化しやすいと言われています。
そのため、レンズ表面にキズがついたりしたら買い換える事をおすすめします。

持ち歩く際は、専用のケースに入れてむき出しのままカバンにしまわないようにしましょう。

まとめ サングラスの選び方【サングラスの機能・レンズの種類・寿命】

いかがでしたでしょか。
サングラスは、ファッション性が高いアイテムだと思っている方が多いかもしれませんが、目を守る重要なアイテムです。
何となくサングラスを持っているという方は、紫外線透過率や可視光線透過率を確認し直してみてはいかがでしょうか。
また、レンズの種類もたくさんあるので、使用環境に応じて数本そろえておくのもいいかもしれません。

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お肌と同じく、目もしっかりと紫外線から守って、今年の夏を楽しんでいきましょう。

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